佐田建美は2022年1月、脱炭素化社会の流れが世界を席巻している中、SDGs家具 Linoleum-Line(リノリウム ライン)という新シリーズを自社家具ブランドKÖLN32に追加しました。
佐田建美が使うリノリウムは鮮やかな発色にも関わらず、100%天然素材から出来ている家具化粧材です。カーボンニュートラルを達成している世界でも数少ない工業製品であり、天然素材由来の強力な抗ウィルス・抗菌性能も備えている、これからの時代に必要不可欠な素材です。
家具の下地には岡山県産の桧材を使用。桧材生産量が日本トップクラスの岡山県内の桧材を使う事で、材料輸送において発生するCO2の削減にも貢献します。
桧は表面が柔らかく傷つきやすい為に、今まで家具には使われてこなかった木材です。その弱点をリノリウムによりカバーすることで、家具の分野からSDGsに貢献出来る製品が出来上がりました。
私たちがこのSDGs家具を販売し始めた理由は、家具と私たちの生活空間を取り巻く現状に疑問、そして危機感を感じたからに他なりません。ヨーロッパと比較した時に分かる、日本の生活空間における環境問題への意識の低さ。この事に強い危機感を覚えるのは私たちだけではないはずです。
その中で、SDGs未来都市・真庭市からSDGs家具を発信する事には、大きな意義があると信じています。投じられたのは小さな一石です。しかし、その小さな波紋が大きな波となり、日本の生活空間の現状を変えていくことになると確信しています。
佐田建美はSDGs達成の為にこれからも石油由来の製品の使用を減らし、具体的な行動・製品開発を続けて参ります。
私たちの理念に賛同して頂ける、現状に疑問を持ち、日本を真の意味で良くしていきたいと考えておられる日本の企業様、学校法人様、医療法人様、行政関係の方々、そして個人のお客様、皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。
2022年2月
株式会社佐田建美
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